はじめに

 もともと男女の境をつけず老若男女の皆さんに接してきた自分としては、
昔から好きでたまらなかったモータースポーツについても、
「なんでこんなにモータースポーツ人口に男女差があるのか」
と考えていました。
 もちろん、当たり前のごとく男女の好みの差が大きい要因なのは
わかりきっていることなのです。
 しかし、

「男の子は逞しく、女の子はお淑やかに」
「女の子が車なんて・・・」

 そういった固定観念、極端に言えば男女差別というは「あり」なのだろうか?
と自分の中にずっとその気持ちが燻っていました。
 なので、もし自分に子供が生まれたならば、男女の境をつけずにどちらにも
モータースポーツをやらせようという勝手な考えを以前からしていたのですが・・・。

 今現在、幸か不幸か現在我が家には3人の子供、そしてその全てが女という
境遇に恵まれました。
 そしてもちろん、以前からの思いはこいつらで果たす予定です。


 ところが現在自分自身もフォーミュランド・ラー飯能にてオーナーマシンによるレース
『RA:Cup』に参戦しており、まだちょっと自分自身も続けたいので、
それは必然的に、ただでさえ少ない我が家のモータースポーツ資金を更に子供達に
費やすことができないということを意味します。

 そのような状況のため、、とりあえずは子供向けのレンタルカートに乗せてみたり、
カートスクールなどに通わせたりして、ちょっとだけでも経験をさせておこうかと。
 そして、本人達にやる気があるならば、加えてある程度上を目指せる素質があると
判断したならば、本格的にレーシングカートをやらせてやろうかという魂胆です。
 ただ、なによりも本当に続けるならば細く長くということで、たまにでもレンタルカートに
乗ることによって、こいつらと私の長い繋がりが出来ればそれでいいと思っています。

 2007年2月現在、4歳の長女「かほ」2歳の次女「ゆい」0歳の三女「りさ」
どこまでできるかはわかりませんが、気長にやっていこうかと思っている次第です。

 そしてその記録を、あくまでメインは自分の備忘録として綴っていくつもりです。


 よろしければ、何卒この、わざわざ報告するまでも無い記録を読んでやって下さい。





                       2007年2月末日  かほ&ゆい&りさ父  

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